アイスホッケーチームにスカウトされた用心棒の活躍を描いた、実話ベースのスポーツ映画。
まず自分も含めてアイスホッケーをあんまり知らない人は、試合中の殴り合いが当たり前みたいな雰囲気に「え?反則じゃないの?」と最初は驚くはず。
どうやらアイスホッケーの1対1の乱闘は「ファイティング」といい、正式に認められているルールとのこと。アイスホッケーがこんなに荒々しいスポーツなんて知らなかったけど、よく言われる「氷上の格闘技」って、比喩でもなんでもなく本当にそうなんだって思った。
内容はさながらロッキーのような熱さで、この系統の作品が好きな人は好きなやつ。アイスホッケーのルールを何となく把握したのであれば、頭をからっぽにして楽しめる感じ。
知らない世界が知れるという意味で、映画で簡単に異文化体験するのにはもってこいの作品でした。