えでぃ

セインツ -約束の果て-のえでぃのレビュー・感想・評価

セインツ -約束の果て-(2013年製作の映画)
3.2
1970年のテキサス。
窃盗や強盗を繰り返してきたボブとルースのカップルは、ルースのお腹に新たな命が宿った事で、強盗稼業から足を洗う事を決意する。

しかし、最後と決めた銀行強盗でミスを犯し、追い詰められ逮捕されてしまう。



70年代という時代に、テキサスという土地柄を強く感じるものでした。

男ならではの甘い考えを持つボブに、娘を産んだ事で母親としての強さを見せるルースだったが、ボブへの想いも消せないでいる。

そんな彼女に思いを馳せる男たちの横恋慕は、男として情けないものを感じるが、女性の立場からするとやはり嬉しいものなのでしょうか。

警察に追われ、身内にまで命を狙われるボブ。
浅はかな考えとしか感じないが、手負いとなりそれでも突き進んだ彼に南部人気質を感じさせるものでした。

それにしてもルースに恋する警官パトリックは、作品には必要なのかも知れませんが、私には邪魔者だったように感じてなりませんでした。
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