雪中梅

殺人!の雪中梅のレビュー・感想・評価

殺人!(1930年製作の映画)
3.0
ヒッチコックリレー#5
陪審制度、人種、ジェンダーといった時代的にも重いテーマを扱うがどれも中途半端。
個々のシーンはまあ好きだ。ワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』が流れる中で髭を剃り、真実への覚悟を決める所とか、最後の空中ブランコと絞首台とか。しかしストーリーは陳腐な探偵もので、かなり冗長。ヒッチコックにはめずらしい(これだけか?)純粋な謎解き映画。オチもなぁ。
雪中梅

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