しばいぬたろう

ネゴシエーターのしばいぬたろうのネタバレレビュー・内容・結末

ネゴシエーター(1997年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

『ネゴシエーター』('97)
Metro / アメリカ合衆国 / 英語

全体的にテンポも良く、物語の筋も見どころもしっかりとしたA級ポリスアクション映画でした。
エディ・マーフィはいつもよりコメディを押さえているため、『48時間』よりも更に抑えめに作ったバディムービー。
彼女との会話はいつものエディ・マーフィだったが。



状況把握能力や交渉術に長けた有能なネゴシエーター(交渉人)のスコット。
しかし、自分勝手(?)独断的(?)な一面もあるために、署長はスコットに元S.W.A.T.で新人交渉人の相棒をつける。
ある日、スコットは親友で上司のサム・バファートと帰宅する際、サムが寄りたいところがあるというので、一緒にそこまで向かう。
盗品の宝石を売買するフランク・アントヌッチを捕まえ、彼から盗品を持ち込んだ相手の名前を吐かせると、マイケル・コーダという人物を教えられ、その本人の自宅に聞き込みに行くらしい。
マイケルの住むアパートメントへと到着し、サムは一人で聞き込みに向かい、スコットは外の車で待つことに。
しかし、サムはそこでマイケル・コーダによって殺されてしまう。
親友を殺されたスコットは捜査を外されるも、新しい相棒ケヴィンに指導をしながら、彼の助けを得て、マイケル・コーダを追う。
一方で、元カノのロニーとのよりを戻したいスコットは、今の彼氏である野球選手が海外遠征中の間に、ロニーに言い寄る。


カリフォルニアを疾走する路面電車とのカーチェイスは大迫力。 
一体どうやってとったのか不思議だが、実際その場でとったかのような臨場感がある。
迫力満点の坂道だが、主人公が乗っていた相棒の車が無敵すぎることの方が気になった。
 
当初はエディ・マーフィー演じるネゴシエーターの奮闘劇かと思って鑑賞したが、相棒となる新人と交流を深めていく物語展開を含んでおり、テンポ悪にもならず良い展開でした。
また、ヒロインはしっかり危険に陥ってくれるし、『ソウ』レベルの怖い仕掛けにかかっていたことは可哀そうすぎる。
主人公の親友サムが殺されるシーンもめった刺しで、残忍で無慈悲な犯人であるため、子供の鑑賞は大人の検閲が必要だと思います。

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【映画ジャンル】 サスペンス系アクション映画 ポリスアクション映画
【作品の主題】  バディムービー
【登場人物設定】 交渉人
【舞台設定】   カリフォルニア
【原作媒体】   
【登場する生き物】
【アクション要素】カーアクション ガンアクション
【ホラー要素】  ―
【恋愛要素】   ―
【サスペンス要素】
【SF要素】   ―
【物語展開】   ―
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