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由起子のseapony3000のレビュー・感想・評価

由起子(1955年製作の映画)
4.0
奥入瀬渓流での入水自殺未遂をきっかけに、偶然"ここで美しく死ねたらいいな"同志の女子高生津島恵子と画家のウノジュー。津島恵子の生い立ちから語りはじめて、親友セキチエに呼び出されて浅草通ってるうちに出会う木村功。浅草でいちばん幅利かせてる演出家のオザエイによる暴力沙汰のゴタゴタ前半から、いきなり3年後はウノジューのアシスタントしている津島恵子。展示の出張のついでにやっぱり会いたい木村功に、相手はほんとに木村功で大丈夫なのか?と見る者全員不安にさせるが、ここで邪魔する水上生活者の親父は加藤嘉。嘉が勝手に功ちゃんの嫁にしたいのは野添ひとみ。すれ違いやら邪魔を乗り越えてやっとまた出会えたね、で安心かと思いきやまさかのウノジューの嫉妬爆発。自己犠牲といえば津島恵子。これでいいのか津島恵子。奥入瀬〜十和田湖が舞台かと思いきや、浅草から瀬戸?どこ?RPGみたいに行く先々で現れるのは中村伸郎→賀原夏子→西村晃→是好→永井智雄→卜全→武智豊子→清水将夫→織田政雄…もっとたくさんいた。津島恵子のとこの女中さんから奈良岡先生だったし、意地悪おばさんは村瀬幸子だったし娘は大塚道子。菊田一夫×今井正×井手俊郎。
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