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マッキー/Makkhiのxavierのレビュー・感想・評価

マッキー/Makkhi(2012年製作の映画)
3.8
それにしてもビンドゥ、藤田ニコルにそっくりだったなぁ…
ジャニは近所で暮らすビンドゥに思いを寄せていて彼女もジャニの事が心に引っ掛っていた。しかし建設会社社長のスディーブが彼女に一目惚れし、ジャニとビンドゥが惹かれ合っている事を知ると裏ではマフィアの顔を持つスディーブは激怒しジャニを殺してしまう。そして小さなハエに生まれ変わったジャニはスディーブに殺された恨みを晴らそうとするのだが…
ストーリーはこんな感じ。
"RRR"や"バーフバリ"シリーズの監督S・S
ラーシャマウリの監督作品。
この作品のキャッチフレーズは「ハエになっても君を守る」
まさにその通りの作品でした。

ハエになったジャニの敵になるのがスディーブ!まぁ、この男が嫌なヤツなんだわ。
"女は全部、俺のものだ"って考えのヤツで
それが人妻であっても関係なく口説く。しかも金持ちだしね。大体の女性は彼に靡くんだろう。だから勘違いするんだよね、そんな風に…
一方ジャニの方は惚れたビンドゥに真っしぐら!でも一歩間違えればストーカーだよね、ビンドゥがどこにいても付き纏うんだからね。ビンドゥはビンドゥで、そんなジャニの行動を疎ましく見せるんだけど、心の中ではジャニに好意を寄せるんだわ。
でもあんな態度じゃ伝わらないって思うけどなぁ…
そんなジャニとビンドゥを見てスディーブは激怒するんだよね。女性には絶対の自信がある自分にビンドゥが靡かないから
そしてジャニを殺してしまう。でもジャニはすぐハエに転生し……

ハエとなったジャニは自分がスディーブに殺された事を思いだし復讐することを心に決める。でも、ハエになったジャニに何が出来るんだろう?
まぁ、最初は地味な復讐だったわ。一晩中耳元で羽音をたてて寝かさないってものだったしね。それにちょくちょく"今のやつ普通は死ぬよね"的なシーンがあるんだよね。そこは普通のハエよりも生命力が強いんです!って事なんだろうね、何か笑えた
そして段々と復讐もグレードアップしていくんだよね。それに恐れをなして部下みんなにハエたたきを持たせるようにしたのには笑えたけどねぇ…

中盤からラストにかけての展開は、ハエにしては出来すぎの感もあるけど面白かったなぁ。意外な敵も現れたりしてね…
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