猿山リム

モーニングセット、牛乳、春の猿山リムのレビュー・感想・評価

1.3
 丑年に牛の映画を観ようと、とりあえず「牛乳」辺りを検索して辿り着いた一本。
 Shame Hair シェイム・ヘア 恥ずかしい毛であるが、恥部を覆う方の毛ではなく腋毛を指すようだ。
 
 様々な時間や思い出思考のシーンを交差させ、映画的にすごいテクニックを駆使しているのは伝わった。
 物語を考えると、結局何が言いたいのかぼんやりしてしまう。
 「映画」の映画の部分が好きな人に刺さるかもしれないが、物語をかみしめたいタイプにはもやっとするかもしれない。

 定年までには少し時間のあるおっさんが主人公。
 少年時代の恋。
 知り合った若い娘。
 親友の妻。
 親友。
 妻。
 日常。
 崩れないまま日常は過ぎる。
 ・・・
 何も語っていないが、ネタバレを考慮するとあまり書けない。
 そしてわたし的には、何もない物語に感じたので・・・。

 おっぱいあり。
 死体有り。
 スカートめくり有り。
 腋毛有り。

 油断してスカートはめくられても、胸や陰毛を見られるほど油断することはあまりない。
 腋毛ぐらいが、少年の性的好奇心を刺激する最大限のエロスかもしれない。
猿山リム

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