神代辰巳の映画を「軟体生物的」と評したのは寺脇研だが、それは姫田真左久の縦横に動き続ける撮影によるものだ。
何者でもない者でいようとする男のさすらいの果て。こんにちわ、さようならを唄う歌謡曲が出会い…
物語全体としての完成度は微妙だが、個々のシーンにおける画面の構図はよかった。女が恋人を裏切って主人公とともにバスに乗り、恋人がそれを車で追いかけるシーンのなかで、車からバスに向かって蜜柑を投げるのを…
>>続きを読むすごいね...。
ほんと、すごいとしか言えない。
どこにも行けない閉鎖感、不条理と虚無感、監督の独特な感性、巨大な黒い海苔が縦や横に伸びたり縮んだり暴れ回ってて笑ってしまいました。最後まで好きだなぁ…
◎ 夜にこだまする艶やかな原初の叫び。
脱ぎながら海辺でのどこまでも続く馬跳びはかなりグッとくるものがある。ある種の時代の終焉と原初的な人間への回帰というか。海辺というのも陸地と海の中間的な意味合い…
画面全体に漂う倦怠感と鬱屈とした雰囲気。数回にわたるセックスも快楽のためでなく、この気持ちをどこかへ押しやろうとすべく励んでいるようにしかみえなかった。セックスはするけど、どんどん女を振り切っていっ…
>>続きを読む海で強姦してる時のナレーション好き。
はいはいと自転車神代好きなのかな、馬跳びとか意味がよくわからないけど動き続けるオフビートなゆるい感じがクセになる。
最後の終わり方もあっさりしてて良い。
映画の…
日活株式会社