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ファントム 開戦前夜のmhのレビュー・感想・評価

ファントム 開戦前夜(2012年製作の映画)
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「もし核戦争が起きていたら?」
「夜明けが美しいだろう」

ソ連のトーロル潜水艦が、核ミサイルを搭載したままハワイ沖で沈没したという史実(K-129は1968年3月8日沈没)をもとに膨らませた、ポリティカルサスペンス。
このところB級戦争映画を多めに摂取していたせいで、ハリウッド製のこの映画をとんでもないクオリティのはちゃめちゃに面白い映画として見てしまっただけど、評価は真っ二つに分かれているとのこと。
転がり良すぎで多少のアラはなかったことにして突き進む力技のシナリオなので、ダメっていってるひとの気持ちもわかる。
デヴィッド・ドゥカブニーの役どころに既視感ありすぎたし、どんどんひと殺すのも安易な気がした。
ロシア側のミリタリー考証が甘すぎる点をIMDBの感想コーナーで指摘されてる。
ただ、ロートル潜水艦の狭い室内(+撮影技術!)は最高だし、矢継ぎ早に指示する操艦がかっこいいので全部許せてしまった。
ラストに家族と再会するくだりがよくわからんかった。なんでぬいぐるみ落したん?
面白かった!
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