現役を引退してなお超危険人物にリストアップされたスパイたちの活躍を描いた「RED／レッド」の続編。
フランク・モーゼズ（ブルース・ウィリス）は、マーヴィン・ボックス（ジョン・マルコヴィッチ）と関わった冷戦時代の計画がきっかけで再び激戦に身を投じることになるアクション・コメディ。
今回は世界を股にかけたストーリーだが、老齢の元スパイたちの暴れっぷりは健在。
サラ（メアリー・ルイーズ・パーカー）の奔放さは更に磨きがかかっているかも。
前作で亡くなったジョー・マシス（モーガン・フリーマン）が、前作同様、実は死んでませんでした的に復活することを期待したが…、残念ながらそれは無かった。
それでも前作のメンバーに加えて、新たにキャスティングされた面々もなかなかだ。
殺し屋ハン・チョバイ（イ・ポビョンホン）との格闘は少々痛々しかったけど…。
フランクたちは、核爆弾を奪ったテロリストとして命を狙われるやや込み入った話しだが、世界が穏やかでないことになる分、笑いどころも増えた気がする。
前作同様、特に中身がある映画ではなく、ただただ痛快で何も考えず笑える作品。
