3部作目も楽しめる。
剣心を再び鍛え上げる師匠の清十郎役が福山雅治。「龍馬伝」の以蔵と龍馬の関係とも重なりり、良かった。
剣心と宗次郎の2度目の対決。宗次郎扮する神木隆之介のピョンピョン飛びからのスピード対決から段々と剣心に押されていき、イライラと神経が摩耗していく感じもいい。
でもやはり本作は藤原竜也＝志々雄真実の鬼気迫る怪演に尽きる。
ラストバトルは彼一人VS剣心、斎藤一、蒼紫、左之助で志々雄強過ぎでありながらも、業火で叫び続ける最期まで藤原竜也でしかできないなー、と思う。
3部作ともに面白かった「るろうに剣心」映像のダイナミズムも、アクションのスピード感でも日本映画である一つの壁を破った金字塔シリーズであることは間違いない。
新作も楽しみだけど、未読のままの原作も読んでみたくなった。
