このレビューはネタバレを含みます
1作目、物足りなかった点が2作目で修正しているように見えた。特にバトルシーンでは途中で上から、つまり真俯瞰(まふかん)の構図をうまく取り入れ、バトルに立体感がでている。
賞賛すべきはリアリティのある照明ライティングである。時代背景が明治ということもあり、「照明」を感じさせず、あたかも火、たいまつ、ロウソクで照明空間を作っているかのように視聴者を錯覚させたであろう。
本当の現場は、LEDかタングステンライト、HMIなどで照明現場をつくっていったはずである。
演技的な面は志々雄真実役、藤原竜也さんの演技が作品を引き立たせている感があってすばらしい。
あと書いておきたいこととしては、翁役の田中泯さんのバトル中の動きがすばらしい。見た目年齢だと80歳近いのにあの動きができるのは身体肉体レベルどうなってんだ?と思いました。