虎舞羅ーコブラー

ランボー3/怒りのアフガンの虎舞羅ーコブラーのレビュー・感想・評価

3.9
人気シリーズ「ランボー」の第3作目。

・あらすじ
ベトナム帰還兵ジョン・ランボーは、戦いによる心の傷を癒やすため、タイ・バンコクの寺院で暮らしていた。そこへアメリカから上司であったトラウトマン大佐が現れ、ソ連軍の残虐行為が横行するアフガニスタンへ支援物資を届けるという任務を持ちかけるが、ランボーは拒否する。しかし数日後、トラウトマン大佐がソ連軍に捕らえられたという知らせが届く…。

・感想など
今作は全101分で108人が死ぬという描写から、1990年のギネスブックに「最も暴力的な映画」として認定されたそうです。でも今の時代、108人はまだ少ない方だと思います。ジョンウィック:パラベラムは確か175人でしたから…。やっぱり時代ですね。時代を知れるのもまた映画の良いとこです。
ランボー、今回は唯一の理解者トラウトマン大佐の為に大暴れ。前作とは違い救出が目的なので、マシンガンをぶっ放しまくりソ連軍を倒していくのは痛快。前作よりもアクションはレベルアップしていると思います。
スペツナズVSグリーンベレーのゲリラ戦対決は胸が熱くなりましたね…!特殊部隊同士の夢の対決は最高でした。

「この映画をアフガンの戦士たちに捧げる」というテロップ、この後彼らがタリバンになっていくというのを考えると皮肉ですが、“アフガン戦士の本来あるべき姿”として私は捉えています。