愛の神、エロスのMのレビュー・感想・評価

「エロスの純愛〜若き仕立屋の恋」のみのスコア。
原題の「The Hand」の通り、手でのみ紡がれる美しいエロスの描写に涙。どんな境遇でも気高いチャイナドレスのコン・リーと、誠実さを物語る白シャツ姿のチャン・チェン。そこにレトロなメロドラマが加われば、それで映画は完成するのです。妙なオムニバスに入っているがために忘れ去られそうな一作ですが、個人的にはベスト・ウォン・カーウァイ。

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