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愛の神、エロスのatyのネタバレレビュー・内容・結末

愛の神、エロス(2004年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

王家衛で一番好きな作品になった。このくらいの短さの方が良いのかもしれない。音楽・映像・俳優・脚本、全てが良すぎる。

ソダーバーグの作品も、構図が素晴らしかったし、コミカルな部分もあってで、面白かった。フロイトをいじってるんだろうか。オチがもう少ししっかりしてたらすごく良かったと思う。

ミケランジェロ・アントニオーニの作品は、塔に住む女性と、塔の内部空間がすごく魅力的。女性を追いかけてカメラが空間を歩くのも、建築の魅力を伝えるのに一役買っていた。図面に書き起こしたい…という気持ちに駆られる。

3作品とも個性がありつつ、エロティックな雰囲気と作品の合間を繋ぐ絵が共通していて、とても良いコラボレーション。
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