先日見た王家衛の映画は、元々はオムニバス映画の短編として公開されたもののロング・バージョンというのを知り、そのオムニバスをDVDレンタル。巨匠ミケランジェロ・アントニオーニ（私は「欲望」しか見てない監督）の声かけで始まった企画らしい。結果、王家衛のが一番面白かったなー。オムニバスの方ではロングバージョンであったチマキ食べるシーンがないです。こちらはこちらでぎゅっと凝縮した感じで良き。2つ目のソダーバーグ監督の作品は少しコメディ入ってる感じ。そして3つ目の巨匠の作品が一番面白くなかったわ。。。でも、これが遺作なんですね。。。プロデューサーでもある、監督の奥様のコメントでは「自然への讃歌」ってことでしたけど、うーん、私には理解出来ませんでした。
DVD特典の王家衛、コン・リー、チャン・チェンのインタビュー映像見れたのは嬉しかった。監督のインタビューによると本当は1930年代の上海を舞台にするはずが、撮影時にSARSが流行って上海行けなくなって1960年代の香港に舞台を変えたとのこと。コン・リーが「とあるワンシーンの為に32時間ぶっ通しで撮影したのは驚きました」とかサラッと言ってて。ひぇー！！
