このレビューはネタバレを含みます
70点
デビュー作なのに、それを感じさせないほど、
キレがよくてあっという間だった。
ポルノというよりアクション感が増してたのと
神代辰巳が脚本書いただけあって、神代ぽかった。
レッカー車に引きづられてる壊れた車を見るたびに涙が溢れるのは、自分の人生そのものを見て切なくなってしまってるシーン。
やりたい事もなくて、男の人について行くことしか出来なくなった彼女の末路は、スリの集団に入ってしまう。
でも、何処かで真面目な自分もいて、バスで男の身代わりになって捕まる。
ばかだなって思うけど、それで良かったと思ってる。
そしてまた、レッカー車に引きづられる車を見つめる。
なんとも切ないけど、
その当時の女性を象徴してたのかな?と思う作品だった。