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さとうきび畑の唄のmamamimiのネタバレレビュー・内容・結末

さとうきび畑の唄(2003年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

仲のいい沖縄に住む家族が戦争によってバラバラになってしまう。
さんまさんの明るく家族にも敬語を使ってくれるような優しいお父さん役すごく似合ってた。黒木瞳のお嬢さんだったけど駆け落ちした話も時代を感じて面白かったし、仲間由紀恵は長男のお嫁さん、長男は婚礼後すぐ赤紙が来て、女性教師だけど子供のために命を守ることを教えて教師をやめさせられる。自分の義理の妹になった教え子に英語を教えてそれがのちに生かされるのは良かった。次男が教育がそうさせたのか志願兵になってしまう。
6人目が侵略された時に生まれ、大変そうだった。
平和な家族が戦争に巻き込まれても、お父さんは上官を笑わしたり、アメリカ兵を殺せと言われて、そんなことをするために生まれてきたわけじゃないんですと言うところは感動したけど、こんな優しい人に人を殺させようとする、二度と戦争はしてほしくないと思った。
沖縄の海は美しかった。ひたむきに生きる人々のおかげで今があると思って平和に感謝できた。
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