ゾンビと人の間に生まれたハーフゾンビ。裏稼業は野良ゾンビ事件を解決するゾンビスレイヤー。
※R15 唐突エロあり
主役ハーフゾンビの育ての親、眼帯ヒゲのゾンビスレイヤーがサヴィーニさんっぽくて嬉し楽しい。
長いプラスドライバーを鼻穴から突っ込んでピンポイントで脳幹破壊。「ヘッドショットは映画の中の話」「日本で銃なんて持てない」ごもっとも。
ちなみにナレーションや語りも兼任。上腕太くて貫禄十分。お腹も出ているけども、最近メタボ俳優が減っているから是非もっと活躍して欲しい。
初っ端、作中モニターに同監督の『ゾンビ・ブライド』が流れていて笑った。前作同様、全編通して英語表記付きという海外盤を踏まえた仕様。
精肉業者がレザーフェイスコス。ニューマスクを控えめに主張。スルーされてガッカリなど素朴な性格が可愛らしい。
物語のキーとなるお嬢様が『デスフォレスト』のヨシエさんに見えて仕方ない。
世界観はというと、ゾンビ撲滅政策後、残っているのは富裕層のゾンビのみ。食材(人肉)確保できるゾンビのみが永らえる社会。
～この場合、ゾンビが生き残るとか生き延びるって表現はおかしな日本語になるという
山内大輔監督のゾンビ作品は3本。今作は2作目。
ちょっとした共通設定があったり日常ほのぼのシークエンスだったりと、低予算でも作業的な他作品とは別モノ。
ちなみに3本目は数年前に視聴したものの記憶なし。こちらもMONDOでやってくれないかな。
鑑賞 2020.10.17 MONDO TV
