すごく良い嫌な映画。
ハネケを彷彿とさせる固定カメラと長回し。
覗き見するような、感情抜きの映像によって、自分の中に負の感情が次々に溢れてくる。
言葉を交わすことと、会話ってちがう。
しかも関係悪…
これ傑作。ちょっとしたきっかけでどんどん暴力的になる集団模様がとてもリアルで痺れた。今年トップクラスのやだ味映画。光や水面の画も美しい。父ちゃん最初メソメソして食えねぇ奴だったのにあるポイントから目…
>>続きを読む【2013/11/10:ユーロスペース】この監督幸せに興味がないの?と思えるほど、感情や希望が入る隙がなく、ただ淡々と固定カメラが捉える視点に、観客はまるで覗き見るような感覚を得る。スクリーンのなか…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
物語は定点カメラの映像で構成されており、観客は俯瞰的に登場人物達を見ることになります。アレと父親が言いたいことも言えず、気を使いながら良い関係を装うところとか、アレに降りかかる不幸に関しても批評的に…
>>続きを読むド級のバイオレンス映画だった。
映画の静けさに反して、自分が感情的になっていくのがわかった(テクニシャンよのー)。
今すぐ映画の中に入ってアレちゃんのためにデブとパーマをしばき倒したいと思った。…
とんでもない奴だよ、ミシェル・フランコは!ハネケを彷彿とさせる、感情なきカメラワーク。そして、彼は台詞で説明することも音楽で気持ちを煽ることもしない。ストイックなまでに対象を静かに見つめそこに感情を…
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