pake

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴのpakeのレビュー・感想・評価

4.3
吸血鬼のその永い人生ゆえに繰り返す巡り合わせや、自堕落を象徴したようなぐるぐるから始まる。
短命か不死身かを問われたら、食い気味に「不死身」と答える自分にとっては、羨ましい限り。

常にユーモアが薄い膜のようにへばりつき、シリアスにならないのが良い。
また最後の選択には、映画の存在意義を感じるなど。意味がないとされているものにこそ意味を彩ってゆくジム・ジャームッシュ様万歳。
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