あざらし

ヒドラのあざらしのレビュー・感想・評価

ヒドラ(2009年製作の映画)
2.3
「君たちの役割は…標的だ。」

美しい海を持つ島。しかし、空は荒れてきて大雨になってきました。
とある調査隊は二手に分かれていました。バレリーは洞窟を見つけて奥へ進もうとします。引き返そうとした時、探していた遺跡が見つかりました。

顎の出ている大きな頭を3つ持つ大蛇。
冒頭から、ヒドラは惜しげもなく出てきます。

しかし、細かい配慮がなされていなく、例えば遺跡とされた洞窟に転がる土器は一目で現代風の物であるという残念感がそこかしこに見られます。

この手のB級映画にありがちな、とある不思議な無人島に、とある誘拐された人々が、何らかの目的地により…という漠然とした設定が並びます。

そして、お色気要員に不思議な役柄の美女がキャストに挙がります。

ノーラン、グゥエン、ロニー、ボブ…4人の誘拐された男女には秘密がありました。さて…

CGで描かれたヒドラですが、動いている姿は良いのですが、俳優と上手く噛み合っていません。

もっと、人が食べられるシーンなり、見せ場のシーンを丁寧に描かれれば良かったのにと残念に思いました。

ただ、大自然の背景が素晴らしいです。

「殺すだけなら、とっくにやっている…苦しむが良いさ。」
あざらし

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