学生時代に果たせなかった「飲酒マラソン」を約20年後に再び実行すべく街に戻った友人たちが、街を乗っ取る侵略者の追跡をかわしながら12のパブをめぐる作品。
大変よいバカ映画笑。主人公一行が馬鹿騒ぎをしている裏で世界の危機が着々と進んでおり、あるとき一気にテンションが変わりました。未知なる者の支配から、人間の自由を勝ち取る(人間の自由=酒飲んで馬鹿騒ぎをする)という物語です。
バカ映画ですが、主人公ゲイリーの過去に対するこだわり、パブ巡りを完遂させる意地、何もない代わりに自由であるという不安定さ、そんな部分がどこまでも人間臭くてよかったです。が、いかんせん急展開が過ぎるので、観ている側もある程度飲んでいた方いいかもしれません笑
人としてのこだわりや自由さをみせつつ、そんなバカなという展開の泥酔映画でした。