最近仕事や今後のことを考えて憂鬱になってだけど、前向きに考えられそうな気になれる力を持った映画だった。山々の中でスケボーするの気持ちよさそう。
なんと言っても冴えない中年社会人のウォルターが、冒険を通じて凛々しくなっていく姿が立派だった。荒唐無稽な空想に浸ってた頃とは違って、山脈から帰ってきた時には顔つきも話し方もシャンとしてたのが印象的だった。やっぱり自分にとって未知数な経験を乗り越えたことは、その人の力になるんだなと思った。
そして、No.25のネガの在り方が思いがけない所にあったのが印象的だった。あれだけ探してあそこにあったことは、監督からの何かしらのメッセージが込められてそう。
堅実に生きる全ての人を肯定するラストも最高。
