やむちゃ

LIFE!のやむちゃのレビュー・感想・評価

LIFE!(2013年製作の映画)
3.7
備忘録
2014.2.18 試写会(MOVIX堺)で鑑賞。

ベン・スティラー制作、監督、主演作品。
1974年の「虹を掴む男」のリメイクらしいがそちらは未見。

実在したグラフ雑誌ライフの編集部で、ネガフィルム管理を行っている人物が主人公。
この主人公は、空想癖があり、その世界では正義のヒーロだったり、冒険者だったりするのだが、現実では真面目だけが取り柄の内気な男性。
雑誌の廃刊が決まり最終号の写真を掲載しようとするが、そのネガが見当たらないことから、現実世界で冒険の旅に出ることになる。
その旅での様々な人との出会い、経験を通じて、成長していくお話。

文章にすると説教臭い自己啓発作品のように感じるが、作品はエンタメとしての見せ場もあり、クスクス笑いながら、あたたかい気持ちにさせてくれる良い作品だった。
内容は違うが、「フォレスト・ガンプ」のテイストを感じた。

主演のベン・スティラーだけでなく、フォトジャーナリスト役のショーン・ペン、母親役のシャーリー・マクレーンなど出演者が魅力的。

主人公は特別な人間ではなく、自分と同じようなどこにでもいる人物。
勇気を出して一歩踏み出すことで、人生が大きく変わるということを教えてくれる素敵な映画。
やむちゃ

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