このレビューはネタバレを含みます
映像美だけで一見に値する映画なのだけど、それを抜きにしてもプロットが素晴らしい。全体として、以下のLIFE社の理念を主人公が身をもって経験していく流れになっています。
“To see the world, things dangerous to come to, to see behind walls, to draw closer, to find each other and to feel. That is the purpose of life.”
世界を見よ。危険に立ち向かえ。壁の裏側を見よ。もっと近づいて、お互いを知れ。それが人生の目的なのだから。
冒頭はさえないネガ管理の担当者にすぎなかったウォルターが、たくましい冒険者に変わっていく。その変化が爽快。
僕みたいに日々もんもんと、一歩踏み出せずにすごしている人間の背中を押してくれる映画です。