南麗

LIFE!の南麗のレビュー・感想・評価

LIFE!(2013年製作の映画)
4.0
"世界を見よう、危険でも立ち向かおう。それが人生の目的だから"

原題の「The Secret Life of Walter Mitty」とあるように、主人公はウォルター・ミティという、40代ほどの男が主人公です。
彼はLIFEという雑誌の会社(実際にあった雑誌)に勤めていたのですが、買収によって廃刊、もちろん彼もリストラの危機に陥ります。
そしてこの主人公は、嫌なことがあるとすぐに空想に逃げ込みます。新しく入ったボスとヒーロー映画のようなスケールで戦ってみたりなど。
そして彼はフォト・ジャーナリストのショーンから、最終号の写真を受け取ります。ですが、その25番目のフィルムはネガから抜け落ちていた。
彼は新しい上司からそのネガを早急に提出されるように求められ、ショーンを追って旅に出るというお話です。
ざっくり言えばですが。

主人公のウォルターはダンサーインザダークのセルマかと思うほどに空想に逃げ込みます。妄想している時のウォルターは、まるでADHDなどの発達障害かと思うほどです。
発達障害を持っている人間なら少しは心当たりがあるのではないでしょうか。
だが旅に出ていろいろな経験をしていくうちに彼に変化が訪れます。
ここからは映画を見るしかない!
って感じです。

旅に出たくなるなどのコメントを見るし僕も賛同しますが、それよりも僕は、現実
に向かって行動をしろ、旅でも何でも良いというメッセージに聞こえました。

劇中がかかるDavid Bowieのspace oddityや、Jose GonzalezのStep Out等が良い曲で劇中を盛り上げていました。
南麗

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