伊達巻

ハンズ・アップ!の伊達巻のレビュー・感想・評価

ハンズ・アップ!(2010年製作の映画)
3.6
疲れた世界と無限の世界。親が血眼になって行方不明になった子どもたちを探している時、かれらは秘密の地下室で楽しそうに笑っている。全体的にのっぺりしててつまらないとも思ったけど振り返ると良い映画だった。手を挙げて出てくるところで笑いが起きてたけど、相変わらず、なんでここで笑えるのかなぁとか思ってしまう。泣きそうな時にそういう笑いが起こると、笑うなとは言えないし何が正しいってんじゃないけど、別のしんどさが残る。怒り狂う親、親として生きること、自分だったらどうするだろって考えた。テデスキのどこか悲しげな瞳にいつも見惚れてしまう
伊達巻

伊達巻