このレビューはネタバレを含みます
東京で見られへんかったけど神戸で見られて本当に嬉しい🥺
こどもたちが本当にたくましく可愛くて目が離せなかった。特に妹ちゃんね。何歳の設定か知らんけど賢すぎ😂
チェチェンの少女のいつまでも続く不安がとても伝わったし、幸せと書き残して隠れてみんなに探させたときのあの子から、
「ふつうに幸せに心配なく生きるこども」が初めて見えて締め付けられた。
お母さんたちと一緒にいるよりも、好きな男の子と過ごせることのうれしさ、それを後ろめたく思う気持ち、
その入り混じりがとてもとてもリアルだった。
最後、解説聞くまでよくわかってなかったけど、
なんとなく皆と同じように手を上げて降参するかのように出たと記憶する少女と、
「勝利」の記憶として覚えている少年の対比。
同じ場面でも記憶が違うというのはとても面白く切なかった。
抵抗するこどもたちをどこか分かっていて待ち続けたお母さんの強さ、頭をなでてくる周りの理解者たち。一方で
「日本でこんな事件があればsnsでどう叩かれるでしょう」という藤本さんの問いかけに考えさせられる。