スカタン焼き

渇き。のスカタン焼きのレビュー・感想・評価

渇き。(2013年製作の映画)
3.5
かなり心臓のあたりが落ち着かなくなります。
音楽の使い方が変わってた。あえて外しでこの音楽なのかな?とか考えたりするシーンがチラホラ。
あと映像が凝ってて何回も巻き戻したりしながら観てました。特にシャブ中達の楽しそうなシーン。コンクリートに打たれた大雨のシーン→大雨の川からボクザバー!です。あの撮り方すごい好き!
俳優さん達が適役と言うか…個人的にハズレ無し!登場人物みんなもれなく狂ってる所がまた面白い。
妻夫木くんのあのキャラかなり好きです…ニッコニコしちゃって楽しそうにしてるけどもちろん狂ってます。
小松菜奈ちゃんの静かなキチガイのあの雰囲気、めちゃくちゃ魅力的です。普通の女子高生演じるより、不思議な良い意味で気味悪い役が絶対イイ!溺れるナイフの時より好き!
クソガキが〜!!ぶっ殺す!!!とか言いながら見つけるまで娘を必死になって捜すパパ、存在自体が教育上宜しくないのも含めレベル違いに狂ってます。予想以上のキチガイで笑ってしまった。こんなオッサン出くわしたくねえ〜〜!しかしパパの箇所箇所の運転捌きは巧みですわ。ヒュー!パパ、最後までたっぷり狂ってて、同じ血はつくづく恐ろしい…と感じました。
グロいですよと聞いていたのですが思ったよりもグロくありませんでした。結構映像暗めで曖昧というか直接ドーン!なグロさはあんま無かったかな?(血しぶきとかは凄い)
ラストの終わり方がえぇ?!となってしまったのがデカすぎてこの点数です。
とりあえず役所広司の食事シーンが多くて、なんとも言えない不快感が襲ってきます、ご注意を。
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