このレビューはネタバレを含みます
観てるとだんだんナチス将校側に感情移入していって、その視点のまま最後は感動させられる。
原作がドイツ占領下のパリで極秘裏に出版されたことや、作中で行われる抵抗がただ沈黙すること、最後はドイツ人将校の…
荷物渡し,海の沈黙小説,1941,ドイツ軍病院.司令部,将校エーブルナック来訪,家族無言,城滞在予定変更,珈琲時間戻り,ノック.自発入室,台所通路利用,無視辛い,雨,談笑覗き,不規則足跡,私服着替え…
>>続きを読むメルヴィルはディテールを見せるのが非常に上手いし、だからこそ彼の数々のギャング映画はハリウッドのテンプレをなぞってるだけなのに、全く新鮮でみんながびっくりしたのだが、本作のようなミニマルな室内劇でも…
>>続きを読むジャンピエールメルヴィル作品。メルヴィルの長編デビュー作は細かくて繊細な人物描写を表した傑作でした。メルヴィルの作品といえば、一切無駄がないストーリーと説明、そして「メルヴィルブルー」と呼ばれるフィ…
>>続きを読むジャン=ピエール・メルヴィルの
デビュー作観る
1942年ドイツ占領下のパリで
秘かに発行されたレジスタンス
文学の戦後まもなくの映画化
発行当時のバレたらヤバい書物
を思わせるオープニング
老…
第二次大戦下のドイツに占領されたフランスを舞台に、同じ家に住むことになったドイツ人将校とフランス人の老人、その姪の三人を通してどんな戦争映画よりも雄弁に当時のフランスとドイツの断絶した関係性や複雑な…
>>続きを読む格調高く前衛的。文芸映画を映画たらしめるのは"顔"なのだ。ハワード・ヴァーノン登場時の照明効果から傑作と確信する。
長い沈黙を破るようにニコール・ステファンのクローズアップとの切り返しが行われるあの…
ジャン=ピエール・メルヴィル監督作。
フランスの作家:ジャン・ブリュレルがヴェルコール名義で戦時下の1942年に発表したレジスタンス文学の名著「海の沈黙」を『恐るべき子供たち』(50)、『サムライ…
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2021-707
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※
🖋2010年に初めて日本で公開されたんですよね。とても素晴らしいフレンチ・フィルム・ノ…