BUSSAN

海の沈黙のBUSSANのレビュー・感想・評価

海の沈黙(1947年製作の映画)
3.9
類を見ない静かな反戦映画。

ドイツ占領下のフランスの田舎で、老人と姪と2人慎ましく暮らしているところに、ドイツ人将校が住み込むようになる。芸術の話題や、ヨーロッパの青写真についてドイツ人将校は語り掛けるが、2人は一貫して沈黙の抵抗を続ける…


傑作と名高い評判だけあって良かったです。

全部ナレーションで言っちゃうのが勿体なく感じました。せっかく沈黙を貫き通すのならば、画と表情や仕草の演技で伝えないと。

全体的には、かなり質が高い映画だとは思いますが、もう一声!ってな感じでした。

見終わってから冒頭へ戻ると、余計にやるせないなぁ。
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