ジャン=ピエール・メルヴィル監督作。
フランスの作家:ジャン・ブリュレルがヴェルコール名義で戦時下の1942年に発表したレジスタンス文学の名著「海の沈黙」を『恐るべき子供たち』(50)、『サムライ…
ジャケ見た時は少年の顔かと思っていたんだけど、女性の顔だったんだなぁ。全くと言っていいほどフランス人の台詞がない分、顔のクロースアップショットが強烈に映える。家に居座ってるドイツ軍人の顔がシリアルキ…
>>続きを読む敵国として、相手の独白に沈黙を貫くことで抵抗する。いかに敬意を払われたとしても。小さく呟いたadieuと、「罪深き命令に従わぬ兵士は素晴らしい」と、アナトール・フランスの言葉を読むように支度しておく…
>>続きを読むドイツ占領下にあったフランスのとある家で繰り広げられる抵抗と懐柔のお話。
国民としての尊厳と個人としての良心との間で苦しむ描写が悲しいけれど美しさと強さを感じた。心の中身は手に表れるというところが…
ドイツ占領下のフランス。
ドイツ軍に宿を提供しているフランス人家族のところにフランス好きで芸術家肌のドイツ軍将校が滞在しにくるお話。
こんなに人が無視されてる映画は観たことねぇと思ったヒューマンド…
メルヴィル監督の初長編作品。
ヴェルコールの作家名で地下出版された〈 深夜版 〉が原作。
1941 年フランス。
年老いた老人の叔父と若い姪の所へドイツ人将校が同居する。将校はバッハやマクベスを愛…
2021/12/22 1回目
【2021年186本目】
沈黙が語る両者の攻防、心理戦、田舎の一軒家で白熱する独仏の代理戦争。とこんな風に勢いよく謳いたくなる程心揺さぶられる映画なのに、こんなにも静か…
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2021-707
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※
🖋2010年に初めて日本で公開されたんですよね。とても素晴らしいフレンチ・フィルム・ノ…
会話を求める相手に対する沈黙は自白を産みだす、独白と違うのは相手の心を開こうとするためにおこなわれるもんであって、緊張が続く。時計と暖炉の音と同時に彼の声が生活音になってく過程。
個人の意志は切実…