ろく

デコトラ★ギャル瀬菜のろくのレビュー・感想・評価

デコトラ★ギャル瀬菜(2010年製作の映画)
3.0
あれ、原沙央莉ってこんなに太っていたっけ。SODに出たときは綺麗だったのになぁ(すいません)。

それはさておき城定の「デコトラシリーズ」である。正月、昭和の人はトラック野郎や男はつらいよを観て「ああいい話だった」と綺麗な気持ちで映画館を出る。それは大事な儀式なんだ。正月に映画を観て「さあ頑張ろう」となる。いつの間にか行動様式が多様性になり、そんな生活の定番がなくなった。

そう、これは城定による「ああよかった」の復活なんだよ。これもそうね。城定はコメディだと徹底して「よかった!」って話にしようとする。それは僕らに必要なことなんだよ。

と大上段で語ったけど、この作品ではその良かったになるまでにちょっと無理があって自分としては低評価。宮沢賢治ネタとかは好きなんだけどね。

文句言ったけど最初のシークエンスなんか城定らしいうまさ。城定はストーリーと絵を融合させるのが上手なんだよなぁ。だからこんな話でもふわっとさせるのが好きよ(もうトラックがいきなりネオン点灯とかね)。

原が今回主演だけどアッキ―主演のが僕は好き。どっちも棒だけどそれはいいじゃんって思ってますよ。 
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