死ぬまでに観たい映画のひとつ。
やっと観ました。
何が?と聞かれたらうまく説明できないけど
悲しい気持ちになった。
心にじんわりくる悲しみというか寂しさというか。
最後の線香花火が落ちていくみたいな…
でも美しい映画だった。
戴冠式など皇帝時代の装飾は圧巻だった。
豪華絢爛とはこのこと。
「紫禁城は観客のいない劇場であった」
本当にそうだった。
愛新覚羅溥儀はずっと塀の中にいたんだ。
解放されたのは釈放後のわずかな時間だけなのでは。
ジョンストンいい人だったな。
牢屋の中の溥儀が、もう皇帝ではないのに
靴紐も結べないシーンは心が痛くなった。
もっと中国近現代史を勉強したいと思った。
中国語には字幕が付いていないのが逆によかった。
チャイニーズイングリッシュとジャパニーズイングリッシュが絶妙だった。
紫禁城行ってみたい。