良かった。幼少期から、晩年までずっと続くあの生活の、なんと悲しい豪華さ。坂本龍一の音楽もいい演出してた。
時代もわかるし、人物も知ってたつもりだったけどこんな悲しい話だとは知らなかった。満州国の皇帝にさせられたのは知ってたけど、この状況で清朝の皇帝になった悲しさ、二人の奥さんとの関わり方、晩年の生活、ずっと悲しい。長い映画だったけどずっと観てられた。
あの眼鏡、そう意味かとなった。ずっと眼鏡が映ってるから何度も思い出されて忘れられない。ついでに、似たような顔の東洋人が大量に出て来るから（特に戦後）、一発で溥儀を識別するのに役立ってくれて助かった。
紫禁城は2回行ったことあるけど、ラストエンペラーの舞台になった話はしてた気がする。あの広ーい空間の印象が全然変わってしまった。
