史劇は個人的に抵抗があったのですが、映像も音楽も美しく、長時間観ていても全く飽きませんでした（むしろ足りないくらい）。
溥儀皇帝の幼少期〜最期までが描かれており、最後のシーン1人であの場所を歩かれるシーンは涙がでそうでした。そのくらい彼自身を魅力的に描いています。
単調になりがちな話も、役者さんの演技・動き、カメラワーク、音楽等で優美に、しかし静かな怒りややるせなさも感じさせます。
国の頭は挿げ変わり、いとも簡単にその国の既存の価値観変わるが、そのとき自身はどうすべきか。皇帝であっても時代に翻弄される姿をみて、そう思う。
