なんとこのタイミングで劇場で鑑賞できました！
（教授追悼上映だったのかな？）
実在した”愛新覚羅溥儀”という清王国の王様の一生を実話半分/創作話半分で映画で表現した本作は決して忠実な再現映画ではなくセリフはすべて英語だったりする。どことなく不思議で奇妙な世界が描かれ、一方でとても深みが感じ取れて、美術、演出、教授の音楽とどれも素晴らしかった...！
それにしても”愛新覚羅溥儀”の類まれな人生を想像しつつ、王室や皇族にカテゴライズされた人達を生き方を想像するとすこし複雑な気分になってくる。世間的に恵まれたものが与えられる一方で、他人に生き方を決められてしまうってめっちゃ不条理だなあと...。一方で寄り添うように王様や独裁者といった権力者を支持する人間の存在を考えると、人間ってある部分では猿やライオンと同じ哺乳類という動物なんだなあって思う。。。
とにかく超おススメのエンターテイメント作品です！
