全長版の219分は、どれだけの内容が足されているのだろうか。
全編英語なのが不思議なようで良い。
生々しさがなくて、いい。
色彩の美しさと、奥ゆかしく感じられる表現が良かった。
溥儀のずっと未完で心許ない感じ。
幼く皇帝になり、何をしても許されると。
でもそれは城の中だけである。何のための芝居だ。
大人になっても、一族が周りにいないと不安になる姿が印象的だった。囚われた身でも歯磨き粉つけてもらっていたもんね。
家庭教師のジョンストンさんは溥儀にとっても大事な人で、この人のことをもっと知りたくなった。
「紫禁城の黄昏」よんでみたい。
時代に翻弄され、皇帝から一般人として生きる。
Open the door
いつもあけてくれなかった扉。みずから開けようとしたとき、どんな未来があると思っただろうか。
坂本龍一さんの役は、戦メリとなんとなく似てる。残酷でつらい人。お美しかったです教授。
アカデミー賞受賞音楽は素晴らしい。でも私は戦メリの方が好き✨
最後拝観料を払い紫禁城に入る溥儀。
コウロギの演出はびっくりした。よかった。切ない。
学生の頃に行った故宮博物館。また見てみたいな。
