かたゆき

グリフィン家のウエディングノートのかたゆきのレビュー・感想・評価

1.5
女にだらしない禁酒中の家長をはじめとするグリフィン家には、彼に負けず劣らず個性的なメンツばかりがそろっていた。
そんなグリフィン家の子供の一人が結婚することになり、相手方の両親をも含めた豪華なディナーの席を設けることに。
たが、様々な問題を抱えた家族が一堂に会したものだから、さあ大変。
果たして、グリフィン家は無事に結婚式を披くことが出来るのか?
豪華な役者陣をそろえて、そんなグリフィン家の騒動を軽妙なタッチで描くファミリー・ドラマ。

普段はこういういかにもぬるそうな作品ってほとんど観ないのだけど、ロバート・デ・ニーロ、ロビン・ウィリアムス、スーザン・サランドンを初めとするもう本当に豪華な役者陣競演に惹かれ、今回鑑賞してみました。

結果は…、「やっぱ、観なくてもよかったな…(笑)」。

とにかく登場人物がやたらと多いのに、僕の理解力が乏しいせいか、それともこの映画の見せ方がお粗末なだけなのか、これが誰で誰とどういう関係で誰との愛憎に悩んでいるのか、最後までさっっっぱり頭に入ってきません。
それにやたらと下品な下ネタが多いのにも辟易です。
松茸やらキャビアやら松坂牛やら豪華な食材を集めたのに調理法が分からず、それをただ鍋で煮込んだだけの酷い代物を小奇麗に盛り付けただけのような、そんな残念な映画でありました。

こーゆーのを観ると、いかに『8月の家族たち』が優れた作品であるか再確認できますね。
かたゆき

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