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ハンガー・ゲーム2のmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

ハンガー・ゲーム2(2013年製作の映画)
3.3
スーザン・コリンズの小説を映画化した「ハンガー・ゲーム」の続編。
監督はゲーリー・ロスからフランシス・ローレンスに交替。
原題: The Hunger Games: Catching Fire
(2013、2時間26分)

文明崩壊後の北アメリカ。
独裁国家パネムは、キャピトルと呼ばれる高度に発達した都市に住む富裕層が貧しい12の地区を支配していた。
そこでは、年に一度のイベント「ハンガー・ゲーム」が行われ、12の地区から男女1人ずつくじ引きで選ばれた12歳から18歳までの「贄 (いけにえ)」24人が、キャピトルの監視の元、広大な野外競技場で、最後の1人になるまで殺し合いをさせられていた。
74回大会で第12地区から妹のかわりに志願して出場し生き残ったカットニスは、故郷に戻り凱旋ツアーを行う。
独裁者のスノー大統領は、カットニスが民衆の希望になり反乱(革命)が起こることを恐れ、歴代優勝者による特別大会の開催を決定する…。

"三つ指のポーズ"(尊敬の意味)
"マネシカケス"(反抗の象徴)

「この戦いで生き残るには同盟を組むことが不可欠だ」

「競技場へ出たら、本当の敵を思い出せ」

~登場人物~
①ヒロインと家族、第12地区の住人
・カットニス(ジェニファー・ローレンス):第12地区に暮らす17歳の少女。弓矢が得意。ヒロイン。
・妹、プリム/プリムローズ(ウィロウ・シールズ):13歳
・母親(ポーラ・マルコムソン)
・幼なじみ、ゲイル(リアム・ヘムズワース):カットニスに好意を抱いている。
・ピータ(ジョシュ・ハッチャーソン):第12地区の男の代表。かつての同級生

②キャピトルの住人
・パネムのスノー大統領(ドナルド・サザーランド):独裁者。
・シーザー(スタンリー・トゥッチ):ゲームの司会者。
・クラウディウス(トビー・ジョーンズ):ゲーム本編の司会者。
・プルターク(フィリップ・シーモア・ホフマン):ゲームの管理者。
・ヘイミッチ(ウディ・ハレルソン):50回目の優勝者。カットニー(12地区出場者)の指導係。
・シナ(レニー・クラヴィッツ):カットニス(12地区出場者)のスタイリスト。
・エフィー・トリンケット(エリザベス・バンクス):第12地区出場者の付き添い。

③ゲーム主な参加者(他の地区)
(第1地区)
・グロス(アラン・リッチソン):ナイフと短剣。
・カシミア(ステファニー・リー・シュルント):グロスの姉。
(第2地区)
・ブルータス(ブルーノ・ガン):槍。
・エノバリア(メタ・ゴールディング):尖った歯。
(第3地区)
・ビーティー(ジェフリー・ライト):科学(電気)に精通。
・ワイレス(アマンダ・プラマー):コイル。
(第4地区)
・フィニック(サム・クラフリン):14歳で優勝。ハンサム。鉾。
・マグス(:リン・コーエン):最高齢の優勝経験者。かつてフィニックの教育係。自ら出場を志願。千枚通し。
(第7地区)
・ジョアンナ(ジェナ・マローン):敵を欺く。斧。

単なるサバイバル・アクションではなく、独裁社会に対する抵抗(レジスタンス)をベースにしたドラマになっている。
ここまで来たら、続きを見ない訳にはいかない。
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