マッサージ屋

フローズン・グラウンドのマッサージ屋のレビュー・感想・評価

フローズン・グラウンド(2013年製作の映画)
3.0
1983年、アラスカ州・アンカレッジ。
モーテルで手錠に繋がれ監禁されていた17歳の売春婦シンディ(ヴァネッサ・ハジェンズ)が警察に保護された。
彼女はハンセン(ジョン・キューザック)という男に殺されそうになったと訴えるも警察は性行為の延長だとして取り合ってくれない。
その頃、連続で少女惨殺事件を捜査していた巡査部長のジャック(ニコラス・ケイジ)はシンディの供述に注目しボブを調べる事に・・・。

実話ベースのサスペンス作品。
このロバート・ハンセンなる殺人鬼は12年間で女性を30人以上拉致し、17人は殺してるらしい。
2014年に刑務所内で病死しているとのこと。

今作は逮捕のきっかけになった最後の事件を追ってます。
しかしここまで真剣に捜査しなかった警察の怠惰っぷりが露呈しますね。
行方不明者に対して再捜査ってのがめんどくさいのは分かるけど。
容疑者が町の有力者的な話でしたが、作中はイマイチよく分からない。
まぁ変態役が似合うジョン・キューザックが演じたってのもあるけど(笑)

逮捕のきっかけなるラストの展開はピリピリした緊張感ありましたが、やけにアッサリと。
あれ?終わった?みたいな。

エンドロール前の実際の被害者達の写真が一番印象に残るかもしれない。