Lila

ウルフ・オブ・ウォールストリートのLilaのレビュー・感想・評価

4.2
もうすぐスコセッシとディカプリオの映画が出るので見直しておこうかなーと。いまアメリカに住んでいることもあり、見た当時より遥かに色々な表現や描写を身近に感じれましたw アメリカ過ぎます!!

お金、名誉、ドラッグ、性、とにかく全ての欲を生々しく描き過ぎて下品極まりない。寧ろこれだけの欲に翻弄されるエネルギーと馬力に感心してしまいます。あれが本来の本能なのか?とにかく家族で見る映画ではない極限の漢映画ですw 男同士で観るのが1番楽しい映画なんだろうなあ。

ラリってたり、狂ってたりするシーンをふんだんに入れるもんだから3時間になってしまってますが、ストーリーはとてもシンプルです。さすがのスコセッシで、規模感が違います。オフィスのシーン、パーティーのシーン、とにかく人数と演出の派手さが桁違いです。

この作品はディカプリオのベストパフォーマンスに近いです。出だしの無垢なタイタニック感から、どんどん欲に塗れた嫌味なペテン師になれる幅広さ、華と話術でのし上がった説得力も凄い。できる、彼ならできる、キャッチミーイフユーキャンと同じで、彼なら出来る!と思ってしまいます。

確かマーゴットロビーを最初に見たのがこの作品ですが、いま見ても、美し過ぎてこれほど完璧な配役もない。美の塊、男性の夢過ぎる美貌!彼女なら誰でも落とせます。当時のトロフィーワイフの象徴ですね。めちゃくちゃ身体張ってたなあ。

アドリブだったと言われてる、マシューマコナヒーの歌で締まるエンディングがかっこ良すぎるのですよねー脳内リピート中です。ぶんぶんぶん。

なんのジャンルかっていったら、実はコメディだと思います。

マーティンスコセッシとディカプリオのインタビューが面白い。若いなあ。「キャラクターがストーリーになる」映画とは。
https://youtu.be/BuE8LQ85wv4?si=_gw_1kFRUahYmMmC
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