やじー

ウルフ・オブ・ウォールストリートのやじーのレビュー・感想・評価

4.0
久しぶりのディカプリオの当たり役!
しゃべりまくってる彼のペースに巻き込まれ、気付いたら証券会社と豪華クルーズの世界にはまりこんでました。

スコセッシ監督とディカプリオが組んだ作品はずっと見てきたけど、今回が一番面白かったです。

前半のスピード感は半端なく、さすがに最後のほうはちょっとダレてきたかな?ってとこもあったけど3時間の長さは感じませんでした。

ディカプリオ、本人はプライドすごく高そうに見えるのに、こんなとこもやっちゃうんだって驚きのシーンの連続。
若い頃の彼、特にロミオ+ジュリエットなんて存在するだけでかっこよくて、それだけで満足して楽しめたけど、今回は純粋に役者さんとして見ていて面白い。
時々、昔の彼が表情に見え隠れして切なくなったりもするけど、人間としてのオーラは年々強くなっている気がします。

マシュ・マコノヒー、今回の映画でも短い出番ながら鮮烈な印象を残してくれます。
彼の存在がいいスパイスとして、映画全体に効いてていい感じ。

見終わって映画全体を思い返してみると、ストーリーとしてはどこかで聞いたことのあるような感じなのに、なんでしょう、他の映画とは全然違う、一緒になってハラハラドキドキできる面白さがありました。
やじー

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