みかん

ウルフ・オブ・ウォールストリートのみかんのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ディカプリオ繋がりで観賞!

実在したウォール街の破天荒な株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートの成り上がりと破滅を描いた作品。

若くして富と名声を一気に手に入れ、ウォール街のウルフという異名で呼ばれるようになった彼は、贅の限りを尽くし、正気の沙汰とは思えない、ドラッグにセックスにドル札が飛び交う狂喜乱舞さでさらに金を稼いでいく。
事実とは思えない衝撃的な話。
実際の本人の回想録をもとに映画化したとのことで、事実はもっとひどいらしいけど。。。
マーゴット・ロビーのヌードも衝撃だったが。
このとき23歳だそうで、それも衝撃。

金融的には天国。だけど、次第に金も人も自分の感情も、抱えきれなくなってコントロールできずに崩壊していく。
証券詐欺と資金洗浄の罪で逮捕。
分かりやすい栄光と転落。
それでも、彼には金を稼ぐ才能だけでなく、話術に人を育てる才能も、人を引き付けるものがあったんだろうな。
終盤の演説シーンを見ると、こういう人の下で働きたいって思えちゃうもんな。
「リーダーが優秀なら、組織も悪くない」って踊るの青島刑事の台詞を思い出した。
カリスマ的なセールスの技術を持つ彼は、出所後はモチベーションスピーカーとして講演活動等もされているらしい。
すごい人生だ。


いやしかし、長い!!
狂喜乱舞な酒池肉林を3時間見させられて胸焼けしそう。
演説シーンでもう終わりかな~って思ったらまだ一時間くらいあってびっくりした。
画面は派手だし、ディカプリオのクズっぷりも良かったが、あんまストーリーとしての面白さはなかったなー。

あと、マシュー・マコノヒーと、ちらっとジョン・ファブローも出て来てびっくりした!
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