観た。
映画としては間違いなく名作。
1人の半生を濃厚に浴びせられた気がする。
ディカプリオのトークは素晴らしいし、ドラックでぐちゃぐちゃになっている姿も、セックスしている姿も、曝け出し方がえげつなく見応えあり過ぎる。
でもバビロンの栄枯盛衰なお話と比べると、どうにも好きになれない。こちらは事実に基づいているからそりゃそうなんだろうけど。夢が無い、というか。追い求めているものの違いか。
資本主義ってなんなんだろうな、等という事すら考えてしまう。
映像の王道感とか、成長過程にある社員達の興奮具合、躍動感、とても良い。
あのンーンーンーッっていう歌も少し怖いけど合唱になるシーンも良い。
マーゴット・ロビーはこの頃23歳か、若いのに圧倒的な美女っぷり。美人なのに大変な事に巻き込まれる役が似合うのはこの頃からか。
クルーザーが大波にのまれるシーンは思わず声出た。
キャスト達も有名じゃない役者含めてみんな良い雰囲気。
もうちょい実際の事件調べてみようかな。
マーティン・スコセッシ、監督