びーる

ウルフ・オブ・ウォールストリートのびーるのレビュー・感想・評価

4.2
ウォール街のオオカミことジョーダン・ベルフォードの半生を描いた作品
「ウルフ・オブ・ウォール・ストリート」
お金と欲に塗れたウォール街でのクレイジーな暮らしを堪能できるので、大きな刺激剤としてこの作品を鑑賞しました!!

私は今までコールセンターでバイトをしていました。それ故、電話営業というものが身近にありますが、このキチガイっぷりには流石に驚かされます笑理論は二の次で感情に任せて押し切る…オフィスでは大声を荒げて株を売りつける…そんな刺激的なコールセンターが日本にもあったらなぁと想いを馳せてみました。

マーティン・スコセッシ作品ではお馴染みの「金持ちの栄華と衰退」ですが、今作は群を抜くクレイジーっぷり笑クスリやオンナ、そして船の沈没など、シーンのひとつひとつを切り取っただけでも大きなドラマが生まれそうな勢いです。しかもこの作品が史実に基づいているから尚更驚きを隠せません!

自由の国アメリカを体現しているような作品ですが、スイスやロンドンなど海外バンクを利用するため多くの国を巻き込んでいます。今作もしっかりFBIにお世話になっているので「良くも悪くも、お金はあった方が良い」というセリフに説得力が増します。

つまらない日常に一石を投じ、大きな刺激を与えてくれる作品でした!元気がないなと感じたら今作含め、スコセッシ作品を鑑賞することを決意します笑
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