〝数歩の距離だけど難しい、バックコーラスからセンターの位置に来るにはね〟
今作で描かれるのは、アーティストの後ろにいるバックコーラスの女性たち。
才能はある。
でもソロでは売れない、表立って出たくはない、そして表に出してくれない。
色んな歌姫の姿がありました。
でも皆共通してたのは、
落ち込んではいないということ。
〝音楽が好きなだけよ!歌い続けたいだけ〟
音楽への情熱、音楽を信じる心。
純粋に、楽しそうに歌う姿が印象的でした!
あと、色んなアーティストと一緒に歌うことを彼女達がどう思っているのかも聞いてておもしろかったです!
〝カメレオンみたいで飽きない〟
〝周りとうまく絡めた時の調和が気持ちいい!それが快感〟
これはもうセックスの域!
そして、そんなコーラスの歌姫達を通して、
やはり彼女たちの数歩先にいる一流のスターのすごさを再認識!
〝彼が皆の才能をすくい上げると、一つの美しい宝石になる〟
かっこいい!!
音がわからなくなった時のレイチャールズのフォローもすげぇぇぇぇえええ!ってなりました
デヴィドボウイやストーンズ、ジョーコッカーとのエピソードもおもしろかった!
他にもスティービーワンダー、スティング、シェリルクロウ、レーナードスキナード他!
以上、「バックコーラスの歌姫たち」!
〝声が出た瞬間命が生まれる。聴く人一人一人に〟
有名になることが全てではない。
彼女達の姿にはとても勇気をもらいました!
そして、やっぱり音楽ってすばらしい!
オススメです!