レッドキング

アメリカン・ハッスルのレッドキングのレビュー・感想・評価

アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)
3.6
1978年に起きたFBIの「アブスキャム作戦」を元にした映画。
天才詐欺師コンビのアーヴィンとシドニーはFBIに捕まるが、司法取引により汚職政治家とマフィアを一網打尽にする捜査に協力することになる。
実際はFBIから持ちかけたのではなく、罪を軽くしてもらうためにアーヴィンの方から提案していたようですね。
詐欺がテーマなだけあって、最後もしっかり騙されました。

クリスチャン・ベイルは実際の事件の当事者アーヴィン・ローゼンフェルドの家で3日間生活を共にし、
喋り方から風貌まで完ペキにマネる徹底ぶり。
髪の毛も剃り落としてバーコードヘアに、ビールっぱらを再現するために20kg増量、共演してたロバート・デニーロもしばらくクリスチャン・ベイルだと気づかなかったとか。
太ったり痩せたり、ほんと役者冥利に尽きる人ですね…。
アーヴィンの正妻役をジェニファー・ローレンスが演じ、当時50歳だった女性の役を20代前半の人がやるって無理あるだろ!と思いきや
これまた見事なおばちゃん演技でしたね笑
ブチギレながらお掃除するシーンも最高です。
出演俳優がかなり豪華なのと、みんな過去の出演作とはガラリと変わるキャラを演じているのが見どころです。
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