たまたま棚にあるのを見つけて借りてきた。
池松壮亮、そして。妻夫木聡の名前が、さらに監督は石井裕太ということで、迷わず手に取った。
原田美枝子の瞬発力のあるキャラクターと情けない親父長塚京三。
この四人の物語。家族がテーマでちょうどうちぐらいの年代。いろいろ先送りにしてきたこと、感情があぶり出されてくる。
一度壊れかけて、ぐちゃぐちゃになり、そしてみんなでなんとかしていこうと力を合わせる。そして、状況が少し好転していく。
最後の長男妻夫木聡の表情がなんとも言えず印象に残った。長男の表情が全編でキーになっている感じがした。
家族が家族のために奮闘する話。グッときた。
次男の池松壮亮は、ホンマにはまり役。
ただ、こんなにすべてうまく行くか?という気がしたので、3.5。